盆栽知る人ぞ知る、盆栽の聖地 埼玉県。
大宮の盆栽村は、世界の盆栽の中心地として
海外からも多くの愛好家が訪れています。
知る人ぞ知る、盆栽の聖地 埼玉県。
大宮の盆栽村は、世界の盆栽の中心地として
海外からも多くの愛好家が訪れています。
自然美と感性の凝縮~盆栽~
日本の伝統的な芸術である盆栽は、時間や空間、山水の景で表現します。その美しさは自然にある姿以上といわれています。
また、盆栽には四季の移り変わりに対する豊かな感性、自然の生命に対する心の現れや美的感覚が凝縮されており、見る人を魅了します。
現在では日本ならではの文化として「BONSAI」という国際語に定着しているくらい、盆栽は海外でも高い評価を受けています。
大宮盆栽の歴史
大正時代に大宮に盆栽村が誕生してから、
世界初の盆栽大会が開催されるなど、大宮と盆栽は深い関わりと歴史があります。
西暦 | 出来事 |
---|---|
1923年 | 当時、市内旧土呂町の一部、草深い武蔵野の山林地帯であったここに数軒の盆栽業者が、東京から移り住み盆栽の育成にいそしむ。 |
1925年 | 土地の愛好者を刺激し、次第に盆栽を業とする者が増加する。 大宮盆栽村を設立。 |
1970年 | 大阪で開催された日本万国博覧会において、日本政府は盆栽水石展示を行った。 この時の展示は大宮盆栽村からの出品が最多数を占めた。 |
1989年 | 「第1回世界盆栽大会」が埼玉県大宮市(現さいたま市)で開催。 大会は4日間にわたって開催され、デモンストレーションやワークショップなどに世界32ヵ国の盆栽愛好者約1,200名が参加して大成功を収めた。 |
2017年 | 「第8回世界盆栽大会 inさいたま」がさいたま市で開催。 世界中の40を超える国と地域から、関連イベントを含め約12万人が訪れ、多くの来場者で賑わった。 |
世界盆栽大会 in さいたま
4年に一度開催されている大会で、 2017年4月にはさいたま市で「第8回世界盆栽大会 in さいたま」が開催されました。
1989年にさいたま市(旧大宮市)で第一回大会が開催されて以来、28年ぶりにさいたま市からまた新たなスタートを切り、
「盆栽、~次の100年へ~」をテーマに伝統の盆栽を受け継ぐとともに、世代を超えて愛される盆栽の可能性を世界に向けて発信しました。
大宮盆栽村
大宮盆栽村は閑静で日本風情のある街並みです。
大宮盆栽美術館や盆栽園、「さくら」、「もみじ」、「かえで」、「しで」などの名前が付いた通りがあり、
毎年5月には大盆栽まつりが開かれ、世界から訪れる多くの盆栽愛好家で賑わいます。